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大津 (海防艦)
大津(おおつ/おほつ)は、日本海軍の未成海防艦。法令上は御蔵型海防艦の18番艦〔艦艇類別等級別表上の通算番数。大津が艦艇類別等級に登載された1945年3月5日時点で淡路、日振、草垣の3隻が同表から削除済みのため、法令を厳密に捉えるなら15番艦だが、これら3隻を含めると通算で18番艦となる。〕。 ==艦歴== 改マル5計画の海防艦、第5251号艦型の15番艦〔改マル5計画上の番数。〕、仮称艦名第5265号艦として計画されたが、日立造船に建造が割り当てられた本艦は、用兵側から要望のあった掃海具を装備した通称「日振型」として建造されることとなった。なお、改マル5計画により日立造船で建造された久米以下6隻はマル急計画艦とは異なり、全艦が掃海具を装備せずに九四式爆雷投射機と三型爆雷装填台を1基ずつ増備して竣工している。 1945年1月12日〔、日立造船株式会社桜島造船所で起工。3月5日、大津と命名されて御蔵型海防艦の15番艦に定められ〔、本籍を呉鎮守府と仮定。5月10日、進水。7月24日、阪神地区が空襲を受けた際、至近弾により後部外板と上甲板を損傷した。 終戦時未成。8月17日、工程75%で工事中止〔。1946年2月17日、暴風のため浸水し転覆。1947年2月1日、行動不能艦艇(特)に定められる。同年10月から1948年3月25日にかけて、日立造船桜島造船所で解体された。
抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「大津 (海防艦)」の詳細全文を読む
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